これは、
顔立ちやハゲ方も含めた、
あくまで私の場合の感覚です。
薄くなってきていることに気づいてから、
しばらくは、どうするか決められずにいました。
受け入れるしかない。
そう思おうとすればするほど、
どこか落ち着かない。
かといって、
何か特別な対策をする気にもなれませんでした。
大げさなことをしたいわけでも、
若く見せたいわけでもなかったからです。
そんなとき、
「坊主にすれば気にならなくなる」
という話を目にしました。
確かに、と思いました。
髪があるから、
薄いところとそうでないところの差が目立つ。
いっそ全部短くしてしまえば、
その差自体が分かりにくくなるのではないか。
それに、
私はもともと短髪でした。
学生時代は野球部で、
坊主頭にも慣れています。
だから、
これは極端な選択というより、
一番シンプルで現実的な判断に思えました。
まずは、
当時の感覚を頼りに、
5ミリにしてみることにしました。
ところが、
実際にやってみると、
思っていたのと少し違いました。
目立たなくなるどころか、
むしろ、
薄くなっている部分が
分かりやすくなった気がしたのです。
短くしたことで、
髪の「密度」の差が、
はっきり見える。
「あれ?
これ、逆じゃないか?」
そんな感覚がありました。
ただ、
坊主という選択自体が
間違っているとは思えませんでした。
長さを詰めれば、
全体としては
気になりにくくなっている。
そういう手応えも、
わずかながらありました。
ならば、
まだ短さが足りないのかもしれない。
そう考えて、
もう少しだけ
短くしてみることにしました。
5ミリから、4ミリ。
それでも、
まだ気になる。
もうちょっとなんとかならないか。
そんな気持ちで、
次は3ミリにしました。
短くするたびに、
「さっきよりはマシかもしれない」
と思う一方で、
薄さそのものが
消えたわけではありませんでした。
この時点ではまだ、
どこまで短くすればいいのか、
正解は分かっていません。
坊主にすれば楽になるはず。
そう思って始めたのに、
それで解決した、
という感じは
まったくありませんでした。
このあと、
実際にどこまで短くしたかについても書いています。